ストレッチの効果について
2024年03月23日

ストレッチの種類
ストレッチの仕方にはいくつか種類がありますが、大きく分けて2つに分類されます
静的ストレッチ=スタティックストレッチ
動的ストレッチ=ダイナミックストレッチ
上記のストレッチは用途によって使い分ける必要があります。過度にやりすぎたり、タイミングを間違えれば、スポーツパフォーマンスが低下し怪我に繋がる恐れがあります。
スタティックストレッチ
基本的にはゆっくりじわ〜っと伸ばすのがスタティックストレッチになります。
ある論文では、ハムストリングスを90秒以上スタティックストレッチすることで、ジャンプ力を低下させるという報告が出ています。
筋肉の中には様々な感覚器が備わっています。例にIB抑制というものがあります。筋肉に過剰な緊張があった場合、脳から「緩めろ!!」という指令が出ることによって、反射的に筋肉を弛緩させます。最低でも30秒以上の持続的なストレッチが必要になります。
ダイナミックストレッチ
基本的にはリズミカルに身体動かしながら、関節の可動域を広げていくものになります。
心拍数や体温を上げることで、筋温が上がり、関節の可動域が広がり怪我の予防になるという原理です。
ある論文では、ダイナミックストレッチでは、スタティックストレッチと違ってパフォーマンスを低下させることはないと、報告されています。
まとめ
スタティックストレッチは可動域を広げることはできるが、競技前に実施するとパフォーマンスが低下する恐れがある。
しかし、ダイナミックストレッチは可動域を広げ、さらに競技パフォーマンスを落とすことなく行えるので、運動前にダイナミックストレッチを行うのは非常に合理的です。
ストレッチは原則30秒以上行うようにしましょう!!
完読していただきありがとうございました。
では、また〜