ぎっくり腰の正体とは?!【前編】

2026年10月18日

腰が痛い女性

このブログをご覧になっている方は今ぎっくり腰で悩んでいるか、過去に経験したことがある方ではないでしょうか。
・ぎっくり腰はほっとけば治ると思っている方
・ぎっくり腰を毎年経験しているという方
・またぎっくり腰になるのでは?と怖くて運動や旅行に行けない方
ぜひそんな方たちには、最後まで読んでいただけると幸いです。

1.ぎっくり腰は全身の〇〇が破綻した状態

結論から、ぎっくり腰は「全身のネットワークが破綻した状態」です。

ぎっくり腰を経験したことがある方なら、ご存知かも知れませんが、急に来ません?
「何か特にしたわけじゃないんだけど」これが定番の文句です。
・ちょっと手を伸ばしただけなんだけど
・ちょっと身体を捻った時に
・ちょっと物を持ち上げた時に
・ちょっと・・・

大体が軽い動作時に痛めてしまっています。
でも普段と同じような動きをしてただけですよ?そんなんで普通なりますか?
そう、普通はならないんです。

では、どうしてそうなるのか。
それが全身のネットワークが破綻した状態だからです。
もう少し深掘りしていきますね。

人間の体は「テンセグリティ構造」で成り立っています。
「テンセグリティ構造」とは、身体の一部分だけでなく、筋肉や筋膜などが全身で張力と圧縮のバランスを保ち、互いに影響し合うことで成り立つ構造のことです。

身体はテントのようなものです。 1本のロープが緩んだり、どこかの支柱に負担がかかったりすると、全体のバランスが崩れてしまうように、身体も一部分の変化が離れた場所の動きや負担に影響することがあります。

日常の繰り返しの動作でどこかに負担がかかりすぎていたり、逆に使っていなかったり、関節に可動域制限があったり、筋膜に硬さがあったりすると、このテンセグリティ構造は破綻します。

日頃から負担はかかり続けているのに、それでも人体はギリギリでネットワークを繋ぎ直してくれます。

しかし、この繋ぎ直してくれたネットワークを一発で断ち切ってしまう現象があります。これが真の原因です。
それは、「仙腸関節のロック」です。

???仙腸関節?のロック?


2.仙腸関節とは

井須豊彦、金景成監修『完全図解坐骨神経痛』(エクスナレッジ)より引用
イラスト/ガリマツ

腰の下にある骨盤。真ん中に仙骨という骨が、左右に腸骨という骨が、この間にある関節が仙腸関節です。
この仙腸関節はほとんど可動性がないとされている関節ですが、仙骨と腸骨はとても重要な関係性があります。

ニューテーションとカウンターニューテーションという言葉があります。
これは仙骨と腸骨の動きを表しています。

ニューテーション:仙骨=前傾 腸骨=後傾
カウンターニューテーション:仙骨=後傾 腸骨=前傾

このように互い違いの動きをしています。

共にスムーズに動いていれば問題ないんですが、仙骨が片方だけもしくは両方後傾しすぎて前傾に戻らなくなった状態を仙腸関節のロックと言います。

この骨盤は人体の中核をなす場所で全身のネットワークの中心的存在です。ギリギリでネットワークを繋ぎ直してくれた時も、この骨盤が中心です。

ここが崩れたときに一気にネットワークが切れてしまいます。
これがぎっくり腰の正体です。

では、なぜ仙骨が暴走してしまったのでしょうか。
対処方法は?
普段から何に気をつければいいのか?

次回の記事でその辺について解説していきます。

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