捻挫
- リバウンドやシュートの着地時に足首を捻り痛めた
- 捻挫だと思っていたら腫れや皮下出血がどんどんひどくなり不安に感じている
- 病院で2ヶ月安静にと言われて安静にしたがまだ痛みや違和感が残る
- なんとしてでも大会に間に合わせたい
- 試合前にテーピングを巻きたいが巻いてくれる人がいなくて困っている
- 土日は遠征で朝が早いため診てくれる場所がない
- 整形外科は混んでいたり、閉まるのが早くて通院が困難
- 練習は休みたくない
足関節捻挫とは
足関節の捻挫のバスケに限らず様々なスポーツや日常生活でも多発します。そんな足関節の捻挫がどんな状況で、どのような処置が必要なのかご説明いたします。
まず、捻挫の定義は骨折や脱臼を除く関節の怪我です。靭帯や腱、関節軟骨、半月板などがあげられます。レントゲンでは写らず炎症が確認することができるくらいで、正確に診断するためにはエコー(超音波画像診断装置)やMRIを使用する必要があります。
患側の赤丸のところが足首の捻挫において最も損傷頻度の高い前距腓靭帯です。
このようにエコーがあれば骨以外の観察が可能で、治療計画や治療期間をより正確にすることが可能です。
損傷の分類と施術方法
I度損傷(軽度)
靭帯(じんたい)繊維の微小損傷であり、押した痛みや体重をかけた際の痛み、腫れも軽度で関節の不安定性は認められない状態です。
II度損傷(中程度)
靭帯の部分断裂であり痛みや腫れ、内出血があり関節の不安定性が見られる状態です。
III度損傷(重度)&骨折を伴う場合
靭帯の完全断裂であり、関節の不安定性が顕著に現れ、痛み・腫れ・内出血も著明です。
靭帯の完全断裂が発症すれば脱臼に至ることもあります。骨折を伴う場合は体重をかけた際の痛みや吸収熱と呼ばれる微熱などの全身症状が出ることもあります。
すずのき接骨院の捻挫専門施術について
ステップ①視診
過去の症例を参考にしながら、まずは目で見て晴れの度合いや損傷箇所の判断を行います。
ステップ②触診
受賞24時間経過後に腫れが大きくなってきますので、見ただけではわからない損傷箇所を指先で触りながら解剖学的に判断します。
ステップ③徒手検査
一般的な捻挫であれば靭帯損傷を伴うので、損傷度合いと関節の不安定性を確認します。
ステップ④エコー(超音波画像診断装置)検査
重度の捻挫は骨折を伴うケースも多いので、上記の検査判断が難しい場合はエコー検査を行い、骨折の有無の確認をします。
初回の検査と処置で怪我の経過の良し悪しが決まるので時間をかけた徹底的な検査を行います。
最速での現場復帰をして頂くために・・・
ハイボルテージ、マイクロカレント、低周波、超音波治療器、ライプスなど、プロアスリートも御用達の施術機器を多数完備している当院では、的確な使用で日常生活でのお怪我から学生アスリートのお怪我に対応し、早期回復のお手伝いをさせていただきます。
捻挫の応急処置の方法
トレーナー業界でも有名なRICE処置と言われる基本的な処置を、ご自宅またはスポーツ現場で行ってください。それぞれの頭文字を並べてRICE処置と呼ばれているので、アスリート皆さんは万が一の怪我に備えて覚えておきましょう!
Rest(安静)
できるだけ体重がかからないように患部の安静を保ちましょう。
Icing(冷却)
ビニール袋に氷と水を入れて15分程度患部を冷やします。水を入れることで0度以下にならないので凍傷を防げます。
Conpretion(圧迫)
関節の腫れは包帯などで圧迫をしてあげることで腫れの引きが早まります。
Elevation(挙上)
患部を心臓より高くあげることで、腫れや内出血を最小限に食い止め、治りを早めます。