【成長期のスポーツ障害に注意】膝や踵の痛み、放っておいていませんか?将来を守る「今」のケアを解説します ▶︎
2025年05月26日
【成長期のスポーツ障害】部活でのケガは「根性論」では治らない!?今こそ知っておきたい、成長期に必要なケアとは
「膝が痛い」「踵が痛い」など、成長期のスポーツを頑張るお子さまが訴える症状。
これは単なる“成長痛”ではなく、スポーツ障害である可能性があります。
「気合いで乗り越えろ!」「我慢して試合に出ろ!」
そんな【根性論】では、本当に大切な成長期の身体を守ることはできません。
本記事では、成長期に多いスポーツ障害の原因と予防、適切なケア方法について解説します。
■ 成長期の身体には“特別なリスク”がある
10〜15歳前後は、骨の成長が急速に進みます。この時期、骨と筋肉のバランスが崩れやすく、負担がかかりやすい状態です。
骨端線(こったんせん)と呼ばれる柔らかい部分が刺激されることで、以下のような症状が起こります。
- オスグッド病(膝下の痛み)
- シーバー病(踵の痛み)
- 成長痛
- 野球肘・野球肩
- シンスプリント
- 腰椎分離症

▲図:オスグッド病で痛みが出やすい位置
■ 痛みを我慢するとどうなる?
痛みを我慢してスポーツを続けてしまうと…
- 痛みが慢性化する
- フォームが崩れる
- 他の部位へ悪影響が出る
- 結果的に競技パフォーマンスが低下する
「我慢すれば治る」は間違いです。早期対応が将来の身体を守ります。
■ 成長期に必要な3つのケア
- 早期評価と正しい判断
エコー検査や徒手検査により、現在の状態を正確に評価し、適切な対処が可能です。 - 柔軟性と筋力バランスの改善
成長に伴うアンバランスを補うために、ストレッチや体幹トレーニングを行います。 - 競技特性に応じた再発予防
野球、バスケ、サッカーなど競技別に必要な負荷や動作に合わせてコンディショニングします。

▲図:柔軟性を高めるストレッチ指導の様子
■ 保護者の方からよくある質問
Q. 成長痛とスポーツ障害の違いは?
A. 成長痛は安静時に痛むことが多く、スポーツ動作時に痛む場合はスポーツ障害の可能性が高いです。
Q. どのタイミングで連れて行けばいい?
A. 痛みが3日以上続く、動きに支障が出る、練習後に悪化する場合は、早めにご相談ください。
■ 当院での対応とサポート体制
当院では、成長期のスポーツ障害に対し、以下のようなサポートを行っています。
- 原因の明確化(エコーや機能検査)
- 施術とリハビリの併用
- 姿勢やフォームの改善
- 自宅でできるセルフケア指導

▲図:スポーツ障害に対する施術例
■ 最後に:子どもたちの未来を守るのは「今」の行動
痛みを我慢することは美徳ではありません。
未来の競技人生を守るために、「今」適切なケアを受けることが重要です。
少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
私たちは、成長期のお子さま一人ひとりに寄り添い、最善のサポートを提供します。
📍このようなお子さまにおすすめです
- オスグッド・シーバー病と診断された
- スポーツ時に膝やかかとが痛む
- ケガを繰り返している
- 将来のために正しい体の使い方を身につけたい
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